2016年3月3日木曜日

[2日 ロイター] コラム:大統領選敗北でも米経済に残る「トランプ効果」

James Saft

[2日 ロイター] - 2016年の米大統領選挙は、経済全体において労働分配率が高まり、資本分配率は低下する結果を生む構図になっている。つまりは、経済のパイを拡大するよりもそれをどう切り分けるかに重点が置かれているのかもしれない。

これは長期的な経済成長を抑制する可能性があるとともに、企業利益率を押し下げる流れになるのは間違いない。

スーパーチューズデーが終了した段階で、民主党はヒラリー・クリントン前国務長官、共和党は不動産王のドナルド・トランプ氏がそれぞれの党候補指名を獲得しそうな情勢になった。

わたしは投資家のポジションや世論調査が現在示している通り、トランプ氏は11月の本選で敗北すると想定している。もしも彼が勝利するようなら、あなたの投資に最大限の幸運が舞い込むことを祈るしかない。

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