[ロイター東京 12日] -
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比257円03銭安の1万6708円73銭と大幅に反落した。下げ幅は一時300円を超えた。米早期利上げ観測の高まりを背景に前週末の米国株が大幅安となったことを受け、幅広く売りが先行した。世界的な金利上昇も金融相場の変調を意識させた。為替の落ち着きや日銀ETF(上場投信)買いの期待から下げ渋る場面もあったが、前場後半は先物主導で下げ幅が拡大した。
日米の金融政策の方向性が見極めにくく、先行き不透明感が強まりつつある中、短期筋による仕掛け的な先物売りが相場を崩した。
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