2017年1月24日火曜日

[22日 ロイター] コラム:トランプ政権下でどう働くか、米政府職員は戦々恐々

Peter Van Buren

[22日 ロイター] -

もしあなたが米国政府の職員で、トランプ新大統領の政策に反対ならどうするか──。筆者にはその問いに答えられる経験がある。レーガン大統領の時代に国務省外務局に入り、オバマ大統領のときに退官した。24年間に及ぶ勤務のあいだに、何回か政権移行を経験している。一般職員で、ある大統領の任期だけに指名されて仕える政治任用官ではなかった。

トランプ政権最初の100日間と政府職員について、激しい議論が交わされている。メディアは当初トランプ氏が政治任用の職をすべて任命できないだろうと主張していたが、今では公務員と情報部員が「大挙して」辞職するリスクを提示している。

トランプ氏は異例だと専門家は述べ、変化は選挙の一貫で、時に選挙の核心であるという事実を無視している(カーター政権からレーガン政権、ブッシュ政権からオバマ政権といったイデオロギー的転換を目の当たりにしてきた)。それでも、今年のトランプ政権への移行は多くの人にとって、ドラマチックで、恐ろしいものですらあるようだ。

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