2016年11月10日木曜日

[東京 10日 ロイター]〔マーケットアイ〕株式:日経平均は上げ幅拡大、主力株に海外勢の買い

[東京 10日 ロイター] -

<14:30>  日経平均は上げ幅拡大、主力株に海外勢の買い

日経平均は上げ幅は1100円を超え、1万7300円台後半で推移している。主力株に海外勢の買いが入っているとの見方が出ている。市場では「相場が一方向に進むとは考えにくい。いったん拡大したボラティリティは簡単に収まらない。当面は世界的にリスク資産の値動きが荒くなりそうだ」(国内証券)との声が出ている。

[ワシントン 9日 ロイター] トランプ氏はワシントン変えるか、主要政策とその実現可能性

[ワシントン 9日 ロイター] -

「ワシントンを変える」を旗印に米大統領選を制した共和党のドナルド・トランプ氏は移民や通商政策の改革に向け強い意欲を示している。

ただ実現には議会の協力が必要だ。トランプ氏はそもそも議会指導部との関係が良いとは言えず、共和党主流派と思想的な食い違いも指摘されており、「蜜月」後の議会共和党との関係には不透明感が残る。

以下、トランプ氏が掲げる政策と、その実現可能性をまとめた。

[東京 10日 ロイター]〔マーケットアイ〕外為:ドル105円半ばで上値重い、当面は米株・金利の動向にらみ

[東京 10日 ロイター] -

<13:37> ドル105円半ばで上値重い、当面は米株・金利の動向にらみ

ドル/円は105.37円付近で上値は重い。久々の高値圏となったため国内輸出企業のドル売りを見込んだ短期筋の利益確定売りも出ており、頭が抑えられている。

ただ、米10年国債利回りが2%を維持してドル/円のサポートとなっているほか、米ダウ先物は横ばい圏にあって値を崩しておらず、「ドル/円は104円台では押し目買いも出やすい」(国内金融機関)と見られている。

当面は、米大統領選で勝利したトランプ氏の政策実効性をめぐる思惑で相場が振らされそうで、米金利上昇と米株高の持続力に警戒する展開が続きそうだとの声が出ていた。

[クアラルンプール 9日 ロイター]フィリピン大統領、トランプ氏勝利で米国との「けんかはやめる」

[クアラルンプール 9日 ロイター] -

フィリピンのドゥテルテ大統領は9日、訪問先のマレーシアで、米大統領選に勝利した共和党のドナルド・トランプ氏を祝福し、米国とのけんかをやめたいとの意向を示した。

過激な発言から「フィリピンのトランプ」と呼ばれるドゥテルテ氏は過去数カ月、オバマ政権を毎日のように批判し、米国との防衛同盟の破棄や合同演習の中止を繰り返しほのめかしていた。

ドゥテルテ氏は「ドナルド・トランプ氏を祝福したい。万歳」と祝福。「私たちはともに暴言を吐く。ささいなことについても、暴言を吐く」とした上で、「トランプ氏が勝った以上、私は誰ともけんかしたくない」と述べた。

BBC【米政権交代】トランプ氏に国を導く機会を クリントン氏が敗北宣言

BBC 

米大統領選で共和党候補のドナルド・トランプ氏が次期大統領に選出されたことを受け、敗北した民主党候補のヒラリー・クリントン前国務長官は9日、選挙後初めて支持者やスタッフの前で語り、トランプ氏に国を導く機会を与えるよう訴えた。一方で、トランプ氏の当選を受けて、カリフォルニア州やニューヨーク市内などで抗議集会が起きている。
クリントン氏は、トランプ氏が全ての米国民にとって良い大統領になるのを希望すると語った。
クリントン氏はニューヨーク市内のホテルに集まった自らの支持者に対し、選挙結果を尊重するよう呼びかけ、憲法には平和的な政権移行が掲げられていると述べた。
クリントン氏は、「私たちがこの国に対して持つ展望や価値観のために戦った選挙で勝てなかったのは残念だ」、「私たちが考えていたよりもこの国が深く分裂していたのが明らかになった」と語った上で、未来のために協力する重要性を強調。
さらに、2008年大統領選の予備選で当時のオバマ候補に敗れた際の言葉を繰り返し、「あの一番高くて固いガラスの天井はまだ割られていない。しかしいつか、誰かがやる」と述べた。

[東京 10日 ロイター] 安倍首相、トランプ氏と17日に初会談へ 米ニューヨークで

[東京 10日 ロイター] -

安倍晋三首相は10日、米大統領選で勝利したドナルド・トランプ氏と電話会談し、米ニューヨークで現地時間17日に会談することで一致した。首相は、今月中旬にペルーで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議前にニューヨークを訪れ、トランプ氏と会談する。正式な大統領就任前の会談は異例という。

電話会談で首相は、トランプ氏に祝意を伝えるとともに「日米同盟はアジア太平洋地域の平和と安定を下支えする不可欠な存在」と強調。トランプ氏は「日米関係は卓越したパートナーシップであり、この特別な関係をさらに強化していきたい」と語った。

[ニューヨーク 9日 ロイター]クリントン氏、敗北認める トランプ氏への協力を表明

[ニューヨーク 9日 ロイター] -

米大統領選から一夜明けた9日、民主党候補ヒラリー・クリントン氏(69)は敗北を認め、次期米大統領に就任する共和党のドナルド・トランプ氏に協力していく意向を表明した。

支持者に対しても、先入観を持たずにトランプ氏に大統領として活躍する機会を与えるよう促した。

クリントン氏はニューヨーク市内のホテルに集った数百人の支持者を前に「米国のために共有した価値観やビジョンをかなえるためのこの選挙で勝利することができず、申し訳ないと思っています」と語った。

2016年11月9日水曜日

AP通信トランプ氏当選確実

AP通信トランプ氏当選確実

[8日 ロイター大接戦の米大統領選はトランプ氏が予想外の強さ、激戦州で勝利

[8日 ロイター] -

米大統領選は8日、投開票が行われ、両候補の大接戦となっている。共和党のドナルド・トランプ候補が予想を超える強さをみせており、激戦州のフロリダ、オハイオ、ノースカロライナを制した。

米メディアによると、米東部時間午後11時半(日本時間9日午後1時半)時点で、民主党のクリントン候補が獲得した選挙人の数は209人、共和党のトランプ候補は228人。当選には過半数の270人を獲得する必要がある。

トランプ氏は、ミシガン、ニューハンプシャー、ウィスコンシン州で優勢。クリントン氏が勝利するためには、残る激戦州のペンシルベニア、ミシガンに加え、ネバダとニューハンプシャーのどちらかを制す必要がある。

トランプ候補は南部や中西部の州で、民主党のクリントン候補は東海岸沿いの複数の州や中西部イリノイ州で勝利を確実にした。

[東京 9日 ロイター]〔マーケットアイ〕株式:日経平均は1000円超す下げ、トランプショックでリスク回避

[東京 9日 ロイター] -

<14:03>  日経平均は1000円超す下げ、トランプショックでリスク回避

日経平均は下げ幅が1000円を超え、全面安商状となっている。米大統領選挙で共和党候補ドナルド・トランプ氏の勝利が濃厚になったとの見方から、リスク回避の売りが加速している。市場では「トランプ氏勝利なら米国の経済、外交政策に対する不透明感が強まり、世界的なリスクオフが警戒される。

[マニラ/ベンガルール 9日 ロイター] 金相場が5週間ぶり高値、トランプ氏米大統領選リードで逃避買い

[マニラ/ベンガルール 9日 ロイター] -

金現物XAU=が9日のアジア時間の取引で一時3%超上昇し1オンス=1316.10ドルと10月3日以来の高値をつけた。米大統領選で共和党のトランプ候補がリードしていることから安全資産へ資金が逃避している。

0321GMT(日本時間午後0時21分)時点では2.9%高の1オンス=1312.04ドル。

金先物12月限GCcv1は3.1%高の1313.70ドル。一時1317ドルまで上昇した。

[ニューヨーク 8日 ロイター]米大統領選、序盤開票状況は事前予想通り 昼すぎにも大勢判明

[ニューヨーク 8日 ロイター] -

2016年の米大統領選挙は8日夜(日本時間9日午前)、全米各地で順次開票作業が始まった。

米メディアによると、民主党のヒラリー・クリントン候補がバーモント州で、共和党のドナルド・トランプ候補がインディアナ州、ケンタッキー州、ウェストバージニア州で勝利を確実にし、序盤の開票状況は事前予想通りとなった。

日本時間9日昼すぎにも大勢が判明する見通しで、民主党のクリントン氏が女性初の大統領となるか、共和党のトランプ氏が政権を奪還するかが注目される。

7日公表されたロイター/イプソスの米大統領選前最後となる週間世論調査によると、大統領選の本選でクリントン氏が勝利する確率は約90%。クリントン氏の勝率は前週の調査結果とほぼ同じだった。

2016年11月7日月曜日

[ワシントン 6日 ロイター]「クリントン氏の訴追求めず」、米FBI長官が再捜査で結論

[ワシントン 6日 ロイター] -

米連邦捜査局(FBI)のコミー長官は6日、大統領選の民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官の私用メール問題について、訴追を求めないとした当初の判断を維持すると議会に伝えた。

議会宛ての書簡で、コミ―長官は新たに発見された電子メールの捜査が完了したことを明らかにし、クリントン氏の問題に関して「7月時点の結論に変更はない」と説明した。

2016年11月4日金曜日

[ワシントン 4日 ロイター]米大統領選、クリントン氏が3ポイントリード=WP/ABC調査

[ワシントン 4日 ロイター] -
米ワシントン・ポストとABCが4日公表した世論調査によると、大統領選挙で民主党のクリントン候補が共和党のトランプ候補に3%ポイントの差をつけた。

10月30日から11月2日にかけて有権者1768人を対象に実施した電話調査では、クリントン候補に投票するとの回答が47%、トランプ候補が44%だった。

[ワシントン 4日 ロイター] 10月の米非農業部門雇用者数は+16.1万人、失業率4.9%=労働省

[ワシントン 4日 ロイター] -

米労働省が発表した10月の米雇用統計は非農
業部門雇用者数が16万1000人増となった。予想の17万5000人増を下回ったっ
たものの堅調なペースは維持されており、米連邦準備理事会(FRB)の12月の利上げ
に向け地合いが整いつつある可能性がある。  
    失業率は4.9%と、前月の5.0%から低下した。低下は労働参加人口の減少を反
映していると見られる。  
    8月と9月の非農業部門雇用者数は従来発表より4万4000人上方修正された。
 

2016年11月1日火曜日

[北京 1日 ロイター]中国統計局の製造業PMI、10月は51.2 予想上回る

[北京 1日 ロイター] -

中国国家統計局が発表した10月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.2で9月の50.4から上昇、市場予想を上回り、経済の安定化を示す内容となった。

PMIは50を上回れば景況拡大を、下回れば悪化を示す。

ロイターがまとめたアナリストの予想は50.4だった。